入局後のコース紹介

後期研修

研修医制度が始まってからこれまでと泌尿器専門医をとるまでの制度が変わりました。入局した年の6月までに日本泌尿器科学会に研修開始宣言というものをしないといけません。その後、泌尿器科臨床研修プログラムが開始されます。

研修に認定された病院をローテーションし、卒後6年目の秋に専門医試験があります。筆記と口頭試問があります。

現在、当院での研修医先は、九州医療センター・九州がんセンターです。

 

専門医認定までのタイムスケジュール

私は卒後3年目を大学で、卒後4年目、5年目の半年間、九州医療センターで研修をさせていただきました。医療センターでは二人の同期のレジデント、二人の女性のレジデントと一緒に働くことができました。どちらも大学では味わえない刺激を受けることができました。

研修病院では知識・技術を磨くことはもちろんですが、多くの先生方と巡り合えることも魅力的です。

卒後5年目 S.I

 

海外留学

2008年9月より2010年8月まで、New YorkのMemorial Sloan-Kettering Cancer Centerに、Urologic Oncology Research fellowとして留学いたしました。私は佐賀医大を卒業後、泌尿器科に入局し、5年目から大学院に進学しましたが、機会に恵まれ、泌尿器科の魚住先生、徳田先生のご高配を賜り、大学院を休学して留学の運びとなりました。

私の留学は、基礎研究室いわゆるラボで実験しデータを出す、というものと少し異なっていました。前立腺全摘標本のtumor mappingを主に行い、その病理データを利用して臨床統計学的な研究を行いました。手術見学にも参加することができ、日本ではまだ少ないロボット手術を見学することができ、勉強になりました。

留学を経て感じたことは、アメリカでは分業化が進んでいる、ということです。

例えば、日本では泌尿器科医が手術も化学療法も、放射線治療も一部行いますが、アメリカの泌尿器科医は基本的に手術を行い、化学療法は腫瘍内科医に、放射線治療は放射線科医に委ねられます。確かにその方が効率はよいかもしれません。しかし、日本の泌尿器科医は、一人一人の患者様に対し、最初から最後まで真摯に向き合っています。全人的に治療を行っていくということは、日本の優れた伝統ではないかと思っています。

機会があれば若い皆さんにはぜひ留学を経験していただきたいと思います。異文化の中で生活し、日本以外の医療や研究を見て視野を広げることは今後の医師人生に有用であると信じています。最後に、人手不足の折、また大学院在学中にもかかわらず、快く留学を許可してくださいました魚住先生、病理学の戸田先生にこの場を借りてお礼申し上げます。

卒後9年目 Dr.談

 

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