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第86回佐賀県泌尿器科懇話会に参加しました
2024年11月16日(土)、第86回 佐賀県泌尿器科懇話会に参加しました。当医局員の活動を報告致します。
●伊藤 優宏先生(研修医1年目)
題:同一腎に発生した組織型の異なる腎腫瘍の2例
伊藤先生は今月まで泌尿器科をローテーションしていただいており、今回学会発表もしていただきました。
以前ポスター発表の経験はあるが、口演発表は初めてとのことでしたが、落ち着いて堂々と発表され、また質疑応答についてもしっかりと答え、自身の調べた文献考察も述べられており、大変感心致しました。今後のご活躍に非常に期待しております。
●山口 優香子先生
題:当院におけるRALP断端陽性患者の検討
山口先生は今回、多くの症例数の後方視的検討を行い、発表をしていただきました。データの収集や解析、その内容を分かりやすく伝えるためのスライド作りを頑張っていただきました。最終的には見事にまとめ上げておりまして、準備から発表までお疲れさまでした。これを機に、今後も臨床研究に励んでいただけますと幸いです。
●永瀬 圭先生(現 伊万里有田共立病院)
永瀬先生からは伊万里有田共立病院での取り組みや改革についてご発表されました。手術件数も増やし、西部の拠点病院に確立できるよう非常に努力されていることが伝わりました。また今後ともよろしくお願い致します。
特別講演では岡山大学学術研究院医歯薬学域 泌尿器病態学 教授 荒木 元朗先生にお越しいただき、
「泌尿器科領域における臨床の実際と今後の展望~前立腺癌、腎移植~」についてご講演を賜りました。
海外での診療を多くなされ、腎移植やロボット手術の技術を磨き、日本トップレベルの診療を岡山大学でなされていることを拝聴し、大変感銘を受けました。またロボット腎移植術についてのご紹介もされ、大変勉強になるご講演でございました。佐賀でご講演を拝聴でき大変光栄です。誠にありがとうございました。
(文責 前田晃宏)