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第34回泌尿器科分子・細胞研究会に参加しました

2025.03.10

 2025年2月28日、3月1日に大阪・なんばスカイオで開催された、第34回 泌尿器科分子・細胞研究会に参加しました。

 

 泌尿器科の基礎研究を中心とした演題や講演がある学会であり、私は初めて参加させていただきました。多くは泌尿器科悪性腫瘍の研究発表であり、各施設で大学院生を中心として様々な研究がなされ、成果を発表されていることが特徴的でした。当科の活動を報告致します。

 

●川崎 麻己先生

 一般口演 「Down syndrome model mouseにおける膀胱組織学的検討~透明化技術を用いて~」の発表

川﨑先生は当科の基礎研究の中心的存在であり、毎年のように本学会で発表されています。当科の特徴である排尿機能研究に関する発表をしていただきました。

 

●前田 晃宏

 研究奨励賞応募演題(ポスター) 「糖尿病モデルラットにおけるOptogeneticsを介した排尿筋機能解析」の発表

私の取り組んでいる基礎研究の発表をさせていただきました。質疑応答では貴重なご意見を頂きまして、今後の研究に活かしたいと思いました。残念ながら表彰はされませんでしたが、興味を持っていただける先生方もいらっしゃり、また今後も本研究会で発表を続けていきたいと思いました。

 

 

 研究会では様々な発表を拝聴し、大変勉強になりました。基礎研究の難しさを実感する一方で、試行錯誤を重ねて良い結果が得られたときの達成感は格別であり、その過程で新たな知識を身に付けることで自分自身も大きく成長できると感じています。今後はより一層、基礎研究に力を入れ、佐賀大学から新しい知見を積極的に発信していきたいと思います。

 

(文責 前田晃宏)

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