スタッフブログ
2025年度人事のご報告です
気候も少しずつ暖かくなり、桜も満開に近づいてまいりました。2025年度が始まり、早くも1週間ほどが経過しました。
写真は3月下旬に撮影した咲き始めの桜ですが、今ではさらに美しく咲き誇っています。
3月は別れの季節であり、4月は出会いの季節でございます。当医局の人事異動についてご報告致します。
有働 和馬 先生は、当医局の講師としてご活躍されるとともに、外来医長を兼任され、また多くの委員会にもご所属いただき、医局の運営に多大なるご尽力をいただきました。臨床においては、泌尿器悪性腫瘍を中心に幅広い手術を手がけられ、また後輩の指導にも熱心に取り組んでくださいました。
このたび、有働先生は熊本県玉名市のくまもと県北病院へご異動となりました。先生のご異動は大変名残惜しくはありますが、熊本の地でのさらなるご活躍を、医局一同、心よりお祈り申し上げます。
村上 道洋 先生は、熊本大学の医局より、2023年4月から2年間の予定で当医局に国内留学としてお越しいただきました。当初は緊張されたご様子で、医局の雰囲気や業務に慣れることに苦心されていた印象がありましたが、次第に打ち解けていただき、医局の雰囲気を明るく盛り上げてくださいました。臨床業務にも大変熱心に取り組まれ、学会活動にも積極的にご参加いただきました。手術においては、小児泌尿器科の一般的な手術はもちろん、気膀胱下膀胱尿管逆流防止術(Cohen法)も習得され、さらにロボット支援下手術においても、前立腺全摘、膀胱全摘、仙骨膣固定、腎摘除、腎尿管摘除、腎部分切除、腎盂形成と、すべての術式をご経験されました。
このたび、村上先生は以前ご勤務されていた熊本市民病院へご異動となりました。同院では今後ロボット支援下手術が開始されるとのことで、立ち上げメンバーとして、佐賀で培われた技術とご経験を存分に発揮していただけることを期待しております。
お二方の今後ますますのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
また、研修医1年目の谷川 もえぎ 先生が3月の泌尿器科研修を修了しました。3月末で多くの業務があり大変だったかと思いますが、熱心に取り組んでいただき、検査や手術も積極的に経験していただきました。またぜひ泌尿器科へお越しいただけますと幸いです。
4月となりましたが、残念ながら本年度は入局者はございませんで、国内留学生もいらっしゃいません。
ただ、大変嬉しいことに、本年度は泌尿器科をローテートする研修医の先生が7名いらっしゃいます。昨年度の4名より大幅に増えており、ぜひとも泌尿器科の魅力をお伝えしていきたいと存じます。一番初めに回っていただくのは6月でございますので、ご報告致します。
また、昨年度入局した中村 和樹先生が、本年度は当院の臨床協力医として週1回、手術応援に来ていただくことになりました。中村先生は自治医科大学のご出身で、本年度より離島医療に尽力されますが、週1回の研修日を利用してお越しいただけます。共に診療できることを楽しみにしております。
最後に、現在、当ホームページのリニューアルを順次行っております。スタッフ紹介はもちろんのこと、臨床統計、業績一覧、代表的な疾患、小児泌尿器科のご案内を修正・加筆しております。ご確認いただけますと幸いです。また、ホームページ担当として、私・前田に加え、雪本先生および山口先生にもご協力いただくことになりました。より一層ホームページを更新していきたいと思いますので、今後ともご愛読の程よろしくお願い致します。
(文責 前田晃宏)