2025年5月10日（土）に鹿児島県のLi-Ka1920 南国ホールにて開催された、第127回九州泌尿器科連合地方会学術集会に参加しました。

　本学会は九州・沖縄の各大学より診断上興味ある症例や治療に難渋した症例を提示し、参加者と診断や治療について検討する会です。

今回、佐賀大学からは山口 優香子先生が、当科で経験した腎癌術後に悪性リンパ腫を発症した症例について発表されました。

腎癌の既往に惑わされないことの重要性についてのメッセージが込められた大変素晴らしい発表でした。

　一般公演後のUrology forumでは名古屋大学大学院 医学系研究科 泌尿器科学 教授 赤松 秀輔先生による

「転移性前立腺癌治療　エビデンスと今後の課題」のご講演を拝聴しました。

転移性前立腺癌に対する様々な薬剤の長期成績や現在臨床研究が進んでいる最新の治療などについてお話され、大変勉強になりました。

　講演会後の情報交換会では鹿児島大学の先生方がレクレーションを用意してくださり、親睦を深めることができました。

　次回開催は2025年11月22日に琉球大学主催で執り行われる予定です。

　今後とも本会に参加して九州・沖縄の泌尿器科を盛り上げていきたいと思います。

　また、 鹿児島中央駅で可愛い白くまアイスを見つけたので、楽しみながら帰路につきました。

今後も医局員の活動を随時ご報告してまいります。

（文責　雪本弥仁雅）