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第67回日本平滑筋学会総会に参加しました
2025年8月22日、8月23日に、東京都立大学荒川キャンパスで開催された、
第67回 日本平滑筋学会総会に参加しました。
大変きれいなキャンパスでございまして、大講堂で演題発表が執り行われました。
当科より、野口 満先生が、シンポジウム「平滑筋研究とトランスレーショナルリサーチで切り拓く人生100年時代の排尿機能治療」に登壇され、
「低活動膀胱のbreakthroughを目指して」という題で講演されました。
野口先生のダウン症患者様の研究データや当医局の基礎研究も交えながらご発表いただき、医局員としても勉強になる内容でございました。
こちらのシンポジウムを、本会のプログラム委員をされました、当科の川﨑 麻己先生が座長をお務めになりました。
座長をお務めいただき、本当にお疲れ様でした。
また、一般ポスター演題において、私・前田 晃宏が「糖尿病に伴う排尿筋低活動モデルにおける膀胱収縮誘導へのOptogenetics応用」という題で発表いたしました。発表方法は一風変わっており、午後にポスターフラッシュトークの時間を設け、ポスター発表者が1分間で内容を発表し、夕方にポスター会場で適宜質疑応答を受けるという方法でした。夕方の質疑応答の時間では、私の演題に興味を持っていただいた方が多くいらっしゃり、約10名の先生方よりご質問を受けました。鋭いご指摘もあり、今後の研究の参考になる点が多くございまして、大変有意義な時間でございました。
基礎研究の内容が多い本会ですが、とても勉強になる内容が多くございまして、また今後も参加したいと心から思います。
また、本年度の、平滑筋学会 若手の会 研究発表会を佐賀で開催することが決定いたしました。私が代表として進めていく所存ですので、ぜひ若手の会の皆様には佐賀にお越しいただき、食や観光名所を堪能いただけたらと存じます。2026年2月か3月に開催予定としたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
(文責 前田晃宏)