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(1日目)第32回日本排尿機能学会を開催しました
前回のブログでも紹介がありましたが、2025年9月4日から9月6日の3日間、SAGAアリーナにて、第32回日本排尿機能学会が行われました。
今年はわたくしたち佐賀大学医学部泌尿器科が主幹となり、野口満会長のもと本会を開催致しました。
今回は「排尿機能の謎と鍵」を学会のテーマとして掲げました。このテーマは未だ謎の多い排尿機能の謎を解明する”鍵”を見出そうという視点から、野口教授が考案され、謎と鍵をテーマにした様々なワークショップや企画を準備させていただきました。
本記事は1日目の様子についてご報告いたします。
- 野口満先生
会長発言「謎を鍵開け、breakthroughを!」の演者
佐賀大学泌尿器科での研究を含め、貴重なお話をきくことができました。
- 東武昇平先生
謎と鍵企画 3「排尿機能と性機能 の関連」の座長
- 川﨑麻己先生
謎と鍵企画 4「小児排尿障害の謎と鍵」の演者
海外のデータもふまえわかりやすくご発表いただきました。
- 草野脩平先生
謎と鍵企画 3「排尿機能と性機能 の関連」の演者
謎と鍵企画にふわさしい謎の多いテーマですが、様座なデータを踏まえたご発表で大変勉強になりました。
- 前田晃宏先生
シンポジウム 1「低活動膀胱/排尿筋低活動の診断と治療アップデート」の演者
一般演題(口演)「Optogeneticsによる光刺激は糖尿病ラットの膀胱排尿筋収縮を誘発する」の演者
大変濃い内容で自身の知見のアップデートにつながる素晴らしいご発表でした。
当医局員で現在は外病院にてご活躍されている有働和馬先生や藏田彩先生も一般演題の座長を務められました。
また伊万里有田共立病院に勤務されている永瀬先生には3日間を通して学会の運営を協力いただきました。
また1日目には海外招請講演として、Altaf Mangera先生にご講演をいただき、大盛況の学会初日となりました。
さらに学会中により佐賀を楽しんでいただきたいという思いから、バルーン搭乗体験を開催しました。
1日目は天候の影響であいにく体験が中止となりましたが、2日目にはたくさんの方々にバルーン体験を楽しんでいただいたとお聞きしています。
後日、こちらの様子も掲載できればと存じます。
1日目の学会活動は以上になります。
次回は学会活動2日目のご報告を致します。
(文責 山口優香子)