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第39回日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会総会 / 第75回日本泌尿器科学会中部総会に参加しました
2025年10月30日~11月1日に、京王プラザホテル(東京)で開催された、
第39回 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会総会に参加しました。
昨今、泌尿器科領域においてはロボット支援手術の症例数が増加傾向にあります。本会においても、ロボット支援手術に関する演題や講演が多数あり、大変勉強になる点や感銘を受ける点が多くございました。非常に有意義な会でございました。
当科の業績をお示しいたします。
● 野口 満先生
・一般演題口演 「ロボット 尿管部分切除 腎盂形成」の座長
・ワークショップ 「停留精巣に対する腹腔鏡手術:どちらを選びますか?」の座長
●東武 昇平先生
・パネルディスカッション 「膀胱尿管逆流に対する低侵襲手術の全て」の演者
題「"Cohenを卒業する前に":気膀胱手術黎明期を支えた術式の再考」
本パネルディスカッションでは、当院の臨床協力医であります、里地 葉先生(熊本市民病院)もご講演されておりました。
皆様のご講演はとても分かりやすく、膀胱尿管逆流の治療について知識がアップデートされました。
●草野 脩平先生
・一般演題口演 「腹腔鏡 結石 腎盂・尿管」の演者
題「蛍光尿管ステントが有用であった腹腔鏡下腫瘍生検の一例」
蛍光尿管ステントを用いることで尿管を容易に同定でき、安全な腹腔鏡手術を施行できたことをご発表いただきました。
●前田 晃宏
・総会賞ポスター 「ロボット 前立腺」の演者
題「局所進行性前立腺癌に対する長期術前補助ホルモン療法の治療効果の検討」
当科で実施している局所進行性前立腺癌に対する術前補助ホルモン療法について、その有効性と安全性を示すデータを用いて発表させていただきました。残念ながら入賞には至りませんでしたが、今後もデータを蓄積して発表に積極的に取り組んでいきたいと思います。
学会期間中には、琉球大学大学院医学研究科 腎泌尿器外科学講座 田中 慧先生にお会いし、お食事をご一緒する機会をいただきました。田中先生は私の高校の先輩でもあり、いつも気さくに接していただいております。今回も臨床や研究について語り合うことができて大変有意義な時間でございました。
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2025年11月6日~8日に、神戸コンベンションセンターで開催された、第75回 日本泌尿器科学会中部総会に、東武 昇平先生が参加されました。
東武先生は同会の卒後教育プログラムの演者に抜擢され、「小児における閉塞性上部尿路疾患の診断と治療」の題でご講演いただきました。
スライドを拝見しましたが、イラストがふんだんに用いられ、とても分かりやすく内容の理解が深まりました。
ご講演、本当にお疲れ様でした。
(文責 前田晃宏)


















