2025年11月22日、沖縄県で開催された、第128回　九州泌尿器科連合地方会学術集会に参加しました。

　九州泌尿器科連合地方会学術集会は、九州・沖縄地区の各大学より症例報告を持ち寄って発表する会です。
自己紹介や表彰の場もあり、若手の先生方が発表経験を積む登竜門的な会として位置づけられています。

今回、佐賀大学からは、研修医1年目である南里　虎彦先生にご発表していただきました。

内容は、精巣原発悪性リンパ腫が両側副腎のみに転移を来した極めて稀な症例であり、画像上、特徴的な副腎腫大を呈していた点も提示していただきました。

　発表はトップバッターで、さぞ緊張されたことと思いますが、堂々とご発表され、質疑応答にも臆することなく的確に対応されており、研修医1年目とは思えない誠に見事なご発表でした。残念ながら入賞には至りませんでした、今後のご活躍が大いに期待される先生でございます。

　また、学会期間中のひとときに沖縄県を満喫していただけたとのこと、何よりでございました。

　学術集会後には琉球大学の先生方にご準備いただいた懇親会や大学対抗クイズ大会に参加致しました。工夫を凝らしたクイズ大会をご企画いただき、大いに楽ませていただきました。琉球大学の先生方に心より御礼申し上げます。

　次回は、2026年5月23日に宮崎大学のご担当で開催される予定です。ぜひ次回も参加して、九州内の泌尿器科の先生方と交流を深めていきたいと存じます。

（文責　前田晃宏）