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日本平滑筋学会 若手の会 研究発表会を開催しました

2026.03.16

 2026年3月14日(土)に第12回 日本平滑筋学会 若手の会 研究発表会・意見交換会が開催されました。本会の当番幹事は佐賀大学医学部 泌尿器科学講座の前田 晃宏が務めさせていただきました。

 日本平滑筋学会 若手の会の皆様より「佐賀県にはほとんど行ったことがない」というご意見を頂戴したこともあり、今回は約100年の歴史を有する佐嘉神社の隣に位置する佐嘉神社記念館にて開催いたしました。

 

 研究発表会には総勢22名の方々にご参加いただき、一般演題として5題の発表が行われました。

 開会の辞および一般演題の座長は、幹事である前田が務め、開会の辞では自己紹介を兼ねてご挨拶させていただきました。

 

 一般演題は以下の順でご発表頂きました。

川﨑 麻己先生(佐賀大学医学部 泌尿器科学講座)

「Down syndrome model mouseを使用した膀胱平滑筋の組織学的解析」

 

加治屋 勝子先生(鹿児島大学大学院農林水産学研究科 食品創成科学専攻・生分子機能学研究室)

※発表予定の井ノ口 裕貴先生は急遽ご参加が難しくなり、同教室の加治屋 勝子先生にご発表頂きました。

「内皮透過性緑茶カテキンの血管平滑筋持続収縮予防効果」

 

吉原 万貴先生(佐賀大学医学部 病因病態科学講座 探索病理学分野)

「糸球体内の物理的・細胞的微小環境はメサンギウム細胞の恒常性を維持する」

 

工藤 亘先生(名古屋市立大学大学院医学研究科 細胞生理学分野)

「マウス膀胱粘膜毛細血管ペリサイトの自発活動におけるANO1活性化機構」

 

相澤 直樹先生(獨協医科大学 医学部 薬理学講座) 

「低温下での膀胱粘膜透過性の可逆的変化はTRPA1チャネルを介する」

 

 今回は腎・泌尿器領域に関連する研究発表が多く、大変興味深い研究結果が示されました。会場では活発な質疑応答が行われ、大変有意義な会となりました。

 

 特別講演では、佐賀大学医学部 泌尿器科学講座の野口 満先生が座長をお務めいただき、久留米大学医学部 生理学講座 脳・神経機能部門 教授 吉田 史章先生をお招きし、「光による神経疾患治療法と留学のすすめ」という題でご講演いただきました。脳神経領域の基礎研究についてお話いただくとともに、Optogenetics(光遺伝学)に関する最先端の研究内容についてもご紹介いただきました。また後半では、ご自身の経験を基に海外留学の魅力についてもお話しいただき、参加者にとっても留学への意欲が大いに高まる大変貴重な機会となりました。

 

 懇親会は佐嘉神社記念館内の会場にて開催し、会席料理と佐賀の日本酒をご用意いたしました。参加者の皆様には佐賀の食とお酒を楽しんでいただきながら、和やかな雰囲気の中で活発な交流が行われ、大変有意義な時間となりました。

 最後に、本研究発表会の開催にあたり、日本平滑筋学会 若手の会より助成を賜りました。また、世話人の梶 典幸先生をはじめ、多くの関係者の皆様に多大なるご協力をいただき、本会を無事に終えることができました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。

 

(文責 前田晃宏)

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