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近況報告

2020.09.28

近況報告です。

 この数ヵ月、研修医の先生が泌尿器科を回ってくれたので、その報告をします。

 7月・8月に研修2年目の高田 拳先生、

 8月・9月に研修1年目の枝吉 誠先生がローテートしました。

 

 高田先生は1年目に3ヵ月回り、今回2回目になります。今回の写真はないので、去年回ってくれた時の写真を載せます。私とともにエコーをしている場面ですね。

 

 

 高田先生は二回目ということもあり、プレゼンテーションの上達も見られ、病棟管理も色々と勉強して臨んでおり、1年目の時とは違い成長した姿を見せてくれました。泌尿器科で培った知識、プレゼン能力等をこれから回る研修で活かしていただきたいと思います。合計5ヵ月間の泌尿器科研修お疲れ様でした。

 

 枝吉先生は始めの1ヵ月は泌尿器科の業務に慣れてもらいましたが、2ヵ月目となると非常に頼もしく働いてくれました。疑問に思うと質問をしたり、医局で自ら調べたりする姿勢は良かったです。また、実習生にも空き時間に指導をしている姿も印象的でした。それとスタッフの数が少ないこともありますが、ほとんどの外来エコー検査をこなしており(毎回指導としてスタッフも確認します)、研修医の中では腎膀胱エコーで右に出る人はいないのではないでしょうか。

 ぜひ今後の研修も同じ姿勢で取り組み、頑張ってもらいたいです。また2年目にも泌尿器科を回っていただけると幸いです。

 

 

 今年は以上の二名の研修医のみが泌尿器科ローテーターでした。泌尿器科を研修で回ることで、座学ではわかりづらい泌尿器科疾患を実際に診療で学ぶことができますし、どの科に進んでも必要な排尿管理や尿路カテーテルについて学ぶことができます。また本邦は超高齢化社会であり、今後、泌尿器科疾患はどんどん増えてきますので、勉強して損はない分野だと私は思います。

 

 現時点で1名、別病院の研修1年目の先生が医局見学に来られる予定です。医局見学はいつでもお待ちしておりますし、院内の研修医の先生方は泌尿器科研修をぜひ回っていただけると嬉しく思います。

 

 最後に、新型コロナウイルス感染症はまだ終息はしておりませんので、引き続き体調管理と感染予防を継続お願いします。

 

(文責 前田晃宏)

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