スタッフブログ
第108回 日本泌尿器科学会総会に参加しました
2020年12月22日より開催された第108回日本泌尿器科学会総会に参加しました。
基本Web開催となっており、2021年1月29日までオンデマンド配信されております。
本学会では以下の先生方が演者や座長として参加されました。
- 野口 教授
シンポジウム「小児泌尿器科エキスパートに聞く-こんな局面、私ならこうする-」の座長および演者として「総排泄腔遺残の尿路・膣再建:早期アプローチ」の発表
卒後教育プログラム(小児泌尿器科分野)「すべての泌尿器科医にご理解いただきたヒトの性・性分化・性分化疾患」の座長
モーニングセミナー「難渋症例における最新の尿路結石治療~術前プランニングと術後観察の重要性~」の座長
- 東武 准教授
UP TO DATE「小児泌尿器科疾患のガイドライン・診療手引き-こんなとき困った、私の提案-」において「小児先天性水腎症診療手引き 作成メンバーの立場から」の演者
- 川崎麻己 先生
International Session Awardにおいて「Bystander effect of adipose tissue stromal cells regulates the malignant potential of urothelial carcinoma」の演者
- 里地葉 先生(当院臨床協力医 現在熊本市民病院)
一般演題「若年成人男性の排尿姿勢に関する検討 Which voiding posture does Japanese young adult prefer?」
- 松下恭平 先生
一般演題「腎結石摘出を要した腹腔鏡下腎盂形成術4症例の検討」の演者
コロナ渦で日常生活がNew normalとなり、最近は学会もWEB開催が一般的となってきました。2020年始めの頃はWEB学会の不安もありましたが、最近ではWEB開催の恩恵も感じております。聴講者としては勉強する機会が非常に増えております。ただやはり学会において一番勉強をする・勉強になるのは演者としての参加だと思いますので、今後も当科からは積極的に学会していきたいと思います。
追伸
2020年12月28日に仕事納めとなりました。2020年はコロナ渦でこれまでと異なる診療・研究活動となりました。
2月には佐賀で第29回日本性機能学会西部総会を開催できましたが、その後よりコロナ渦となり7月に予定していた九州腎移植研究会を残念ながら中止と致しました。
新型コロナウイルスウイルス感染症について対策がわかってきた状況で、9月には第85回佐賀地方会をハイブリッド開催することができました。
診療においては、ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘術、ロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術を新たに導入しております。今後も患者様にとって低侵襲な術式を導入する予定ですが、安全性に十分に配慮して診療を行っていきたいと思います。
また、遅くなってしまいましたが、スタッフ紹介にて髙橋先生、瀧下先生、山里先生のプロフィール写真を更新致しました。
それでは2021年も当ホームページにて情報発信して参ります。
(文責 前田 晃宏)