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第73回西日本泌尿器科学会総会に参加しました
第73回西日本泌尿器科学会総会に参加しました。
本年度は宮崎大学主幹、宮崎開催にて現地・Webハイブリッド形式での開催でした。引き続きコロナ禍での学会参加でしたが、万全の感染対策のうえ現地参加の人数も増え、かつての学会の熱気が少しずつ戻ってきているような印象でした。
佐賀大学からは以下の先生が発表や座長として参加されました。
・野口教授
シンポジウム「小児泌尿器疾患におけるそもそもとまっとう」の座長
・東武准教授
シンポジウム「小児泌尿器疾患におけるそもそもとまっとう『小児精巣腫瘍の治療』」の演者
イブニングセミナー「リアルワールドにおけるミニリンメルト OD 錠の使用ポイント」の演者
一般演題「九州沖縄エリアにおける尿膜管疾患の診療実態調査(第 20回九州泌尿器科共同研究報告)」
・高橋美香先生
一般演題「血液透析患者における進行腎癌に対するイピリムマブ・ニボルマブ併用療法の経験
」
・瀧下弥仁雅先生
一般演題「後腹膜腫瘍に対する鏡視下生検の有用性と問題点」
・山里優香子先生
一般演題「佐賀大学泌尿器科における腹腔鏡下精巣固定術の検討」
・杉原直哉
一般演題「佐賀大学泌尿器科における膀胱形成術の治療成績および合併症の臨床的検討」
本学会のテーマが「そもそもとまっとうを考える」ということで、多くのエキスパートの先生が、本当に患者さんのためになる医療とは何かと、刺激的な発表をされておられました。
当科の野口教授・東武准教授が参加された小児泌尿器科のシンポジウムをはじめ、「そもそも」「まっとう」とは何か、熱い議論が交わされていたことが印象的でした。
愛媛大学に国内留学中の前田先生も現地参加されていました。
前田先生のご活躍されている噂はこちらまで届いており、負けていられないなと日々刺激を受けております。
withコロナの時代で学会に現地参加できる機会が増えてきました。現地で聴く講演はWebで聴くよりも印象に残りますし、普段会えない先生との交流も現地参加の魅力です。今後も積極的に学会に参加し、そこで得た知識、感動を糧として日々の診療をグレードアップさせていきたいと思います。
(文責:杉原直哉)