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第109回日本泌尿器科学会総会に参加しました。
2022.01.12
2021年12月7日~10日までパシフィコ横浜にて開催された日本泌尿器科学会総会に参加しました。今回は現地開催のみという開催形態であり、会場にはたくさんの参加者が集まり、久々の大きな学会という雰囲気を肌で感じられる学会でした。
当科からは
野口教授、東武准教授がシンポジスト、座長を務められ
一般口演、ポスター発表として
高橋先生:リンパ節転移を認めた粘液管状紡錘細胞癌の1例
永瀬先生:腫瘍微小環境が腎細胞癌に与えるパラクライン効果の解明
前田先生(愛媛に留学中):当院で経験した副腎皮質癌9例の検討
松下:尿管瘤に対してレーザー使用経尿道的開窓術を施術した3例
の発表を行いました。
ここからは個人的な感想ですが、
久々の日本泌尿器科学会総会に現地参加して改めてその意義を感じさせられたのは、
全国規模の学会を実地で開催できることのメリットでした。
会場では様々な分野の専門的な講演を拝聴でき、普段の業務だけではなかなか知る機会のない最新の知見を手に入れることができること、世界の広さを感じることができること
に加え、
今は違う場所で働くかつての学生時代の同期や、職場の同期と会うこともでき、昔を懐かしむとともに近況をお互いに伝え合うことで有益な情報を得るとともに自分の現在の立ち位置を知ることができること
が大きなメリットだと思います。
そして、そのいずれもが明日からの自分をどのように変えていくか、頑張っていくかという指標になってくれます。
コロナウイルスの影響で今後も同じようにやっていけるのかは不透明な部分もありますが、やはり現地参加できる学会は得るものが大きいのでこの流れを絶やさずにいきたいものです。
文責 松下恭平
会場のある横浜みなとみらい
会場の様子:感染対策に十分な配慮