2023年8月24日、第10回佐賀腎尿路疾患フォーラムに参加しました。

 

　今回のテーマは「腎尿路結石症」でございました。

　柿木　寛明先生より、「外科的治療と腎の予後」のご発表をされました。

　東武　昇平先生が座長をされ、永瀬　圭先生より、「症例検討」のご発表をされました。

　本会には医学生の方々も多く参加していただきました。

　6年生の伊藤くん、湯村さん、5年生の川原くん、岸川くん、他に現在泌尿器科実習で回っている学生さん数名もご参加いただきました。泌尿器科の講演に興味を持っていただけるのは大変光栄です。また今後もご参加していただくことを期待しております。

 

 

　2023年8月25日～26日に、場所は久留米にて、日本尿路結石症学会　第33回学術集会がございました。

 

　今回、熊本大学より当科へ留学に来ていただいている、村上　道洋先生のご発表がありました。

　一般演題で「サンゴ状結石に対しMini-PNLを施行したキアリ奇形Ⅱ型女児の1例」の題でご発表をされました。佐賀へ来て業務が不慣れなところもあるかと思いますが、忙しい中で発表準備をされ、当科の症例報告をしていただき誠にありがとうございます。発表もお疲れ様でした。

 

　また、柿木　寛明先生より、「抗凝固薬・抗血小板薬継続下に行ったTULの安全性に関する検討」の一般演題のご発表がありました。

　今後も当科における尿路結石診療は安全面に考慮し、より満足いただける治療ができるよう努力して参ります。

 

 

　2023年8月26日～27日に唐津で開催された、第2回佐賀大学医学部リトリートに参加しました。

 

　本会は研究活動に医学生の方々に興味を持ってもらうためであったり、他分野の研究者の発表からヒントを得て自身の研究をより充実させるために企画された会です。社会人大学院生として、昨年の第1回に引き続き参加させていただきました。

　私は業務の都合上、1日目のみ参加しましたが、指定/一般演題では佐賀大学各分野の先生方の研究発表を聞くことができ、大変興味深く勉強になりました。私の研究をご指導をしていただいている吉田　史章先生のご発表を聞いて、自身の研究のモチベーションが上がりました。

 

　その後のポスターセッションでは、主に若手研究者の先生方の発表がございました。私の大学時代の同期である、整形外科の吉里　広先生も発表され、個人的に研究の内容や苦労さを聞くことができて大変有意義でございました。私の研究が進み、結果が出ればぜひ本会でも発表したいものです。

 

　2日目には当科の野口　満先生より、「Down syndromeの病態から発癌メカニズムの解明を！」の題で指定演題でご発表されました。大変好評だったとお聞きしており、またいつかご指導いただきたいと思います。

 

　以上、3つの会の参加報告を致しました。各学会の開催が増えてくる時期でございますので随時、当科の活動を報告して参ります。

 

 

（文責　前田　晃宏）