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第84回佐賀地方会を開催しました。
2019年9月7日、第84回佐賀地方会を開催致しました。
演題は13題と多くの施設から発表をしていただきました。
他施設での臨床経験や臨床成績を聞かせていただき、
とても勉強や参考になりまして、また質疑応答での活発なご討議で
さらなる課題点が見つかり大変有意義な会となりました。
当科からは、
松下恭平先生より『佐賀大学医学部泌尿器科2018年の臨床統計』
前田晃宏より『佐賀大学医学部泌尿器科における献腎移植の検討~移植腎血流に着目して~』
草野脩平先生より『腎摘後残腎機能の予測マーカーとしての腎尿細管ガラス円柱の有用性に関する検討』
を発表させていただきました。
質疑応答での先生方の貴重なご意見誠にありがとうございました。
今後の診療・研究に活かして参ります。
また、昨年度、当院にて1年間後期研修していただいた三浦章成先生より、
『前立腺癌監視療法症例における再生検についての検討』(九州医療センター)
の題で発表頂きました。質疑応答が多数飛び交い、注目される発表でした。
その後の第17回 泌尿器科疾患の理論と治療研究会におきましては、
特別講演として広島大学腎泌尿器科学 教授 松原 昭郎先生にお越しいただき、
『前立腺がん治療 3つの疑問』と題され、ご講演いただきました。
3つの疑問とは、Retzius-sparing RALPはnew standardになり得るか、RALPのスキルは一般人に見分けられるか、デガレリクスの有用な使い方は、という疑問で、それらに対し、
とても分かりやすく、多くの研究データやご自身の経験やデータ、動画も交えながら
お話をしていただきました。
すぐに臨床に活かせる内容を多くお話しされ、大変勉強になりました。
また今後とも佐賀地方会は開催させていただきますが、
新専門医制度の関連から次回以降、専門医更新に必要な単位取得ができるように
招待講演を追加することなどを検討しております。
多数のご参加誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
(文責 前田晃宏)