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第85回 佐賀地方会を開催しました
2020.09.07
お知らせ
2020年9月5日(土)に日本泌尿器科学会 第85回佐賀地方会を開催しました。
新型コロナウイルス感染流行により、今回は初の試みであるハイブリッド方式で
行いました。現地およびWEBによる同時開催を行いました。
現地来場の方はマスク着用・手指消毒を行っていただき、席は間隔を空け、発表者の前にはアクリル板を設置し、感染対策を行いました。
WEB参加の方はライブ配信を視聴し、質疑応答ができるようにしました。
会長は当科教授の野口満先生。
座長は有働和馬先生、東武昇平先生。
演者は当科から三名おり、
山里優香子先生より、『佐賀大学医学部泌尿器科2019年の臨床統計』
松下恭平先生より、『光力学的診断(Photodynamic diagnosis: PDD)併用TUR-Btの有用性と問題点』
前田より、『RAPN、RARC導入の取組みと課題』
を発表しました。
昨年度まで当科で診療しており、現在当院の臨床協力医である、熊本市民病院 泌尿器科の里地葉先生の発表がありました。
その際には、現在福岡青洲会病院へ異動中の蔵田彩先生よりWEB上からの質問をいただき、WEB開催の良さが活かされました。
また現在小波瀬病院へ異動中の草野脩平先生からも発表があり、新しい術式の試みを提示して頂きました。
とても活発な討議が交わされ、非常に有意義な会になりました。
ただやはり質疑は会場内からのものが多く、WEB参加の方がもっと参加できる方法を検討する必要があると考えます。
来年度がどのような形になるかはわかりませんが、地方会参加者に有意義な会となるよう今後も努力いたします。
最後に、台風10号が九州を直撃しておりますので、十分に気を付けて過ごされてください。
(文責 前田晃宏)